
歯は硬く強そうに見えますが実は、過剰な力がかかることにより歯が割れてしまう場合はあります。歯が割れた場合にはほぼ100%抜歯診断となります。しかし、歯が割れた部位によっては吉本歯科医院では100%抜歯するしかない場合でも歯を抜かずに治療をすることができる場合があります。
歯が割れた場合の症状
歯が割れた場合の症状として歯の神経がある場合とない場合では異なります。
歯の神経がある歯の場合の症状
①歯がしみる
②噛むと痛い、違和感を感じる
③何もしなくてもズキズキ痛い
歯の神経がない場合の症状
①歯肉が腫れる
②歯肉から膿が出る
③噛むと違和感
④自覚症状が一切ない
歯は割れるということは実は突然やってきます。吉本歯科医院にお越し下さった患者さんの中には、定期的に歯医者さんでメインテナンスをしてもらっていて3日前に異常がなかった歯がある日の朝突然割れたということはよくあります。イメージとしては割りばしを割るようなものです。

これは割りばしの写真です。
割りばしに力がかかると隙間があきます。

力がかからなくなるとその隙間は閉じます。力がかかって隙間が開くと歯の場合には歯がしみます。力がかからなくなるとその隙間が閉じてしみなくなっていきます。
割り箸を何度も何度も力を加えて、ある限界点に到達した時一気に割り箸は割れてしまいます。有る程度進んで、咬むと歯を押し広げるような力が働く様になると、歯の中の歯髄(神経)を刺激しはじめます。
歯が割れた場合や、歯の根が割れた場合に対しては、歯科医院で診察をするとほぼ100%抜歯診断となります。患者さんはある日突然抜歯宣告を受け「ちゃんと歯磨きをして歯科医院にも定期健診に通っていたのに急に歯を抜かないといけないなんて!」と驚かれることが非常に多いです。多くの方は力によって歯が割れるというリスクをご存じありません。詳しくは『歯が割れる、歯根の破折』についてをご覧ください。実は日本人が歯を失う原因の割合は第一位が「歯周病」第2位が「虫歯」そして第3位が「破折」です。つまり、歯周病、虫歯、のリスクがない方であっても歯根破折によって歯を失ってしまうことがあるということです。多くの方は歯科医院へ定期的にメインテナンスに通われています。歯周病や虫歯で歯を失うことはなくても歯の破折や歯根破折が原因で抜歯になってしまうことがあるのです。
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