歯の根の奥まで真っ二つに破折

歯の根の奥まで破折

熱いコーヒーを飲んでいる時に、いきなりキーンと神経に触るような痛みを感じ、びっくりして来院された患者さんです。

歯の根の奥まで割れています。歯根破折です。

歯の表面だけが割れているのではなく、この患者さんのように歯の根っこの部分まで割れている場合には残念ですが歯を抜かずに治療することはできません。無理に接着しようとその時その場はくっついてもその後必ず折れたり割れたりします。

もし、歯の表面だけが割れたり欠けている場合には吉本歯科医院の薬で治す治療法で菌を殺し特殊接着封鎖技術にて歯を抜かずに治療するということができます。
しかし、歯の根っこの奥まで折れている歯根破折の状態になってしまうと今度ははやく歯を抜かなくては危険な状態となります。

もし、歯を抜かずに放置しておくと折れた部分からばい菌が侵入し、歯を支えている骨が溶け始めます。

今回、歯が破折した原因は「かみあわせ」によるものです。
この患者さんは一日3回、電動歯ブラシをしてフロスをもされ定期的に歯医者さんにもお掃除に通われていました。